マハーバリプラムはチェンナイからベンガル湾沿いへ約60km。小さな町ですがここにある数々の遺跡は世界遺産に登録されています。「海岸寺院」と「遺跡公園」と呼ばれる部分に大きく分けられ、海岸寺院は８世紀に造られました。その名の通り海岸線間近に建てられており、寄り添うようなシルエットの美しい寺院です。海が近く波や風による浸食を受けていますが、現在は防風林が植えられ、対策がとられています。この寺院は石を積み上げて造った石積寺院で、当時としては非常に高度な技術でした。
遺跡公園では、なんと言っても、世界最大のレリーフ「アルジュナの苦行」が圧巻です。岩と岩の間には今にもガンジス川が降下しそうであり、修行者の姿や動物たちの彫刻は躍動感にあふれています。その他、クリシュナのマンダパ、ヴァラーハ・マンダパなどの石窟内にあるレリーフ、絶妙なバランスを保っているクリシュナのバターボールもぜひお見逃しなく。
また、７世紀に造られた「５つのラタ」はドラヴィダ建築の原型となり、これ以降の南インドの寺院はこの５つの石彫り寺院のどれかに当てはまると言われています。まるで南インドの寺院建築の図鑑をめくるように、それぞれの建築の特徴を見ることができます。

• 高度な石積技術が用いられた海岸寺院
• 「5つのラタ」。手前はライオンの像

• 海岸寺院の前に広がるベンガル湾
• クリシュナのバターボール

■エコノミーホテルプラン
マハーバリプラム：ママーラ・ヘリテージ　
- Hotel Mamallaa Heritage -

メインストリートに位置する中級ホテル。レストランとプールもあり、遺跡観光にも便利な立地。

• ロビー
• 屋外プール

■スーペリアホテルプラン
マハーバリプラム：ラディソン・ブル・テンプルベイ・リゾート　
- Radisson Blu Temple Bay Resort -

ベンガル湾に面し、設備の整ったリゾートホテル。 ゆったりと滞在いただけます。

• ホテル外観とプール
• 客室の一例